その3

某日記の龍発言について思ったことをつらつらと。
時間が無い＆忙しい為言葉足らずになりそうですが。
っぽいについては全くかかれている通りですね。
で、新刊では使い捨てのキャラたちで1のみを補完しようとしてるのがありえなかった感じ。
「で、サイドストーリーってのは、1を満足させるために必要ではあるんだけど、まず、第一にその数が最近多すぎる。数が多すぎて、残りの二つの要素がおざなりになりすぎている。

しかし、そんな事よりも問題になっているのが、サイドストーリーが、他の話との連続性を保っていないっていうことだと思うのです。」
これに集約されてますね。

50点漫画はほっといて話飛ばします。
今日読んだサンデーなんですが、ガッシュが良かったです。
前から面白かったんですが理由が分かりかけて来た気がします。
この作者はほとんどキャラの使い捨てをしないんですよ。最近のパターンだと脇役の昔話でちょっといい話が出てくる＝死亡。脇役がいいところを見せる＝死亡ってケースが多いのですがこの作者はその手法を使うときでも十分にキャラを立たせてからにしてる気がします。
結局殺してるし今のところゾフィスが完全な悪役なので満点ではないですけどね。

悪役についてですが、やられた後に実はこういう理由があって仕方なく…ってケースもよく見ますがアレも最悪。最初から書いとけよ、みたいな。最後に書かれても後味が悪いだけなのにって思いません？
普通にやられるよりぱっと見感動するからたちが悪い。明らかに作者狙っているでしょうしね。

勿論、死亡系のストーリーでも感動した話は多いです。むしろそっちの方が多い。殺しているんだから僕としては当然なんですけどね。
代表としては、ジャンヌ、アマデウス、マリーブランシュ（やまざき貴子）、人形師、聖戦の系譜、少年魔法師等。他にも沢山あるのですがその手の話はありふれてるので思い出しきれません。
逆にこのあいだ書いた条件を満たす話は本当に探すのが難しい。
小説であれば文体ハメがあるので一人いるのですが。
完全に条件を満たすのははっきり言って無理だと思うのですが、一番良いシーンがラストでは無く、かつ誰も不幸になってない＆死んでいないっていうのが個人的に高評価ですね。
ぱっとは出てこないですけどONEのみさき先輩とかスパイラルとかが思いつきました。
ストーリー全体で完全に条件満たしてて短編ベスト10に入るのは高河ゆんのはぴぷりしか思いつきませんでした。

この手の話はもっと時間があるときにまとめ直してみます。
とりあえず今日はこの辺でエンジェルビ〜ム♪

追記
この間紹介したキッズジョーカーはかなりいい線行ってます。初期状態で弟さんが誘拐されたままって不幸はありますがそれとは全く関係ないところでも感動しっぱなし。完結しているので早く買わないと本屋からなくなっちゃいますよ。

さらに追記というより遠距離レス
等価交換の話。等価交換だからこそ殺すからにはちゃんと感動させろって事ですよ。